阪神青柳7回3失点も悔しい降板、2四死球から失点

中日対阪神 7回裏を投げ終えベンチへ戻る青柳(撮影・前田充)

<中日3-0阪神>◇14日◇ナゴヤドーム

阪神青柳晃洋投手(26)が、悔しさの残る7回7安打3失点での降板となった。「前回に続いて先制点を与えてしまった点は悔しいですが、なんとか7回まで投げることができました」。

初回は3者凡退と上々の立ち上がりだったが、2回先頭のビシエドに右前打、高橋に左翼へ二塁打を浴び、無死二、三塁から阿部の遊ゴロの間に先制を許した。3回2死二塁からアルモンテに左前適時打。いずれも後続を打ち取り、大崩れはしなかった。

7回先頭の遠藤の飛球が左翼手サンズの頭上を越え、二塁進塁とされると、その後2つの四死球で1死満塁。京田の一ゴロの間に生還を許した。続くアルモンテから外のスライダーで見逃し三振を奪っただけに、悔しい3点目。マウンドを降りベンチでは、うつろな表情を浮かべていた。