阪神岩田「情けない」今季最短4回途中2失点で降板

中日対阪神 4回裏中日1死二塁、松葉貴大に左前打を浴びたところで降板となり、厳しい表情を見せる岩田(撮影・前田充)

<中日5-3阪神>◇15日◇ナゴヤドーム

阪神岩田稔投手(36)が、今季最短の3回1/3、5安打2失点3四球で降板となった。「早いイニングで降板となってしまい情けないです」とコメントには悔しさがにじみ出た。

初回、先頭の大島を一ゴロの当たりに打ち取るが、岩田の一塁へのベースカバーがわずかに遅れ内野安打に。京田の犠打で1死二塁とされ、アルモンテに右前適時打を浴び、わずか3人で先制された。4回先頭の阿部に中前打を浴び、1死二塁から、投手松葉に左前打を浴びたところで、矢野監督が投手交代を告げた。松葉には2回にも、二塁への内野安打を許していた。

前回7日広島戦(マツダスタジアム)では、勝利投手の権利まであと1アウトのところで、逆転打を浴び降板。この日も勝利投手の権利は得られず、試合序盤での降板となった。