関西国際大、大体大と引き分け 優勝の可能性残す

関西国際大対大体大 6-6の引き分けに終わりスタンドにあいさつする関西国際大(撮影・上山淳一)

<阪神大学野球秋季リーグ:大体大6-6関西国際大>◇第5週2日目◇18日◇南港中央

関西国際大が大体大と引き分け、18日中に優勝を決める可能性を残した。第3試合の天理大の戦績次第で、優勝が決まる。エース武次春哉(4年=西脇工)が9回130球で完投したが、大体大の坂井慎平外野手(4年=三重海星)に2ラン、桜井大暉内野手(3年=滋賀学園)に代打満塁弾を浴び、6点を失った。

いずれも初球を捉えられての2被弾に、武次は「塁上に走者がいる場合、ぼくは変化球から入ることが多い。そういった配球パターンを読まれていたのかもしれません。勝つことができず、悔しいです」とくちびるをかみしめた。

試合終了後はベンチ裏でミーティングを行い、鈴木英之監督は「(天理大の結果にかかわらず)勝てば、優勝できる。次の試合で、思いきり力を出し切ろう」と選手たちに呼びかけた。