巨人戸郷134球熱投も9勝目お預け「反省いかす」

ヤクルト対巨人 9回裏ヤクルト2死満塁、押し出しで同点となり勝ちが消えた戸郷はベンチからぼうぜんと見つめる(撮影・垰建太)

<ヤクルト1-1巨人>◇20日◇神宮

巨人の戸郷翔征投手(20)は自己最多の134球の熱投実らず、9勝目はお預けとなった。

6四球を与えながら6回3安打無失点。6回に2死満塁のピンチを背負ったが、代打西浦を空振り三振に切った。「四球が多かったことが反省点ですが、6回のピンチで粘ることができたことは良かった。次の登板は反省をいかしたピッチングができるようにしたい」。目標の新人王へ糧とする。