阪神大山アーチ描けず 16打席ぶり安打で復調気配

巨人対阪神 4回表阪神1死、中前打を放つ大山(撮影・狩俣裕三)

<巨人5-4阪神>◇23日◇東京ドーム

阪神大山悠輔内野手はリーグ最多26本塁打で並ぶ巨人岡本との直接対決でアーチを描けなかった。

最大の見せ場は9回だ。デラロサの初球を捉えた左翼ポール際への大飛球は、わずかにファウルゾーンに切れた。スタンドインなら単独トップに浮上だった。それでも四球を選んで反撃につなげた。4回は今村の速球を中前にはじき返し、16打席ぶりの安打。復調ぶりを示した。