五十嵐最後の登板「引き際も亮太らしい」宮本慎也氏

ヤクルト対中日 8回表、マウンドに上がったヤクルト五十嵐(撮影・たえ見朱実)

<ヤクルト1-5中日>◇25日◇神宮

ヤクルト五十嵐亮太投手(41)が、現役最後のマウンドに上がった。日米通算906試合登板となった。場内にアナウンスが流れると大きな拍手と「ありがとう 53 五十嵐亮太投手」の横断幕などが掲げられた。五十嵐が、笑顔で23年間の現役生活に別れを告げた。  

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現役時代ともにプレーした宮本慎也氏(日刊スポーツ評論家)「引退を決めた際に連絡をもらいました。変わることを恐れず、素直、謙虚さ、朗らかさを持っていた。僕の体が大きくなった時に『どうやって大きくしたんですか?』と聞いてきて、トレーナーを紹介したらすぐに契約していた。ずっとチャレンジし続けてきた選手。引き際も、亮太らしいと思います」