阪神近本が勝ち越し2点三塁打…中日滝野が捕れず

阪神対中日 8回裏阪神2死二、三塁、右前に勝ち越しの2点適時三塁打を放つ近本(撮影・清水貴仁)

<阪神4-1中日>◇27日◇甲子園

阪神が近本光司外野手(25)の“ラッキーヒット”で勝ち越しに成功した。

1-1のまま迎えた8回2死二、三塁、福のカーブを打ち返した近本の打球は、右翼方向へのフライ。打ち取られたかと思ったが、走り込んできた右翼手滝野のグラブをかすめ、ボールがこぼれ落ちた。記録は三塁打となり、一気に2者が生還。マウンドの福はがっくりと膝に手をついた。阪神のV消滅がかかった一戦で、終盤に大きな2点となった。