広島会沢が逆転の二塁打「投手陣になんとか勝ちを」

プロ野球中日対広島 8回表広島無死満塁、左中間へ3点適時二塁打を放った会沢翼(撮影・森本幸一)

<中日3-9広島>◇31日◇ナゴヤドーム

広島会沢翼捕手(32)が値千金の決勝打を放った。1点を追う8回無死満塁。ファウルで粘ってからの9球目。

中日福の143キロ直球を右中間へはじき返し、走者一掃の逆転適時二塁打で、チームを勝利に導いた。会沢は「まず同点に。絶対三振だけはダメだという気持ちで入った」と振り返った。

投手陣の奮闘にバットで応えた。先発中村祐は6回2失点と力投。2番手中村恭がピンチを背負うも、島内が後続を断つ快投で、流れを引き寄せた。会沢は「最少失点で(中村)祐太が頑張ってくれて、その後も粘り強く抑えてやっていた。投手陣が頑張ってくれてますから、なんとか勝ちをつけたいと。それは毎回思ってますしね」と語った。