ブラゼル?近大・佐藤が背番67で2発「捨てます」

大産大対近大 7回裏近大無死、打席で構える佐藤(撮影・岩下翔太)

<大学野球練習試合:近大3-2大産大>◇1日◇近大グラウンド

阪神ドラフト1位の近大・佐藤輝明内野手(21)が、“1試合2度のV弾”を放つ離れ業を決めた。ドラフト後初実戦の練習試合・大産大戦(近大グラウンド)に3番三塁でフル出場。同点の7回に虎1号となる130メートルの決勝ソロを右中間最深部に運ぶと、タイブレークを想定した10回は中堅越えにこれまた特大125メートルのサヨナラ3ランをかっ飛ばした。盗塁も決め、3度の三塁守備も軽快に処理。3拍子そろった新大砲加入で来季の虎は明るい。

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佐藤輝は引退前最後の練習試合を背番号67で戦った。1年時に無作為に割り当てられた練習試合用ユニホームの背番号だ。阪神で活躍した左の大砲ブラゼルと同じ番号の左のスラッガーは、そのころから「近大のブラゼル」と称されてきた。この日は本家ブラゼルを彷彿させる特大の2本塁打。「1日に2発はあまりないですね。これ(ユニホーム)はもう捨てます」。記念品などにこだわりのない佐藤らしい答えだった。