巨人原監督「蹴られた」炭谷クロスプレーで途中交代

広島対巨人 10回裏広島1死一、二塁、西川の安打で代走の曽根が本塁を狙うがアウト。捕手は炭谷(撮影・加藤孝規)

<広島5-4巨人>◇5日◇マツダスタジアム

巨人炭谷銀仁朗捕手(33)が、本塁のクロスプレー後に途中交代した。

同点の延長10回1死一、二塁。広島西川が右前打を放ち、二塁走者の曽根が本塁に突っ込んだが、右翼の松原が強肩を披露。ボールは少し右側にそれたが、本塁に飛び込むようにタッチ。直後に炭谷は岸田と交代した。

試合直後の原辰徳監督は「大丈夫だと思うんですけどね。タッチプレーの中で蹴られたんでしょうね。だからアウトだという確証はあったんだけどね」と説明。

1度はセーフの判定も、リクエストの末にアウトで試合が再開された。試合は2死満塁から田口がサヨナラ打を浴びて敗れた。