セ・リーグは9日、21年シーズンと交流戦日程を発表した。今季はコロナ禍で開幕が約3カ月遅れて120試合制となったが、来季は3月26日にセパ同時開幕し、143試合制に戻る。阪神は今季、開幕から5カード連続敵地で4勝10敗とつまずいたことがV逸の要因となった。だが来季は開幕2カードが敵地ながら最下位ヤクルト、5位広島との対戦で3、4カード目はホームで中日、巨人と戦える。今季主催試合は貯金18を量産。16年ぶりVへ開幕ダッシュに追い風日程だ。
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勝負の3年目を迎える矢野阪神を後押しするような日程だ。セ・リーグが来季のシーズン日程を発表。開幕戦は3月26日、神宮でのヤクルト戦に決まった。2カード目はマツダスタジアムでの広島戦。3カード目の中日戦は京セラドーム大阪で本拠開幕を迎える。4カード目の甲子園開幕で、王者巨人を迎え撃つ。
今季はコロナ禍で開幕が3カ月遅れ、5カード連続敵地の異例日程で巨人に3連敗するなど、4勝10敗と大きく負け越した。そこでかさんだ借金を取り返すのに時間がかかり、V逸の大きな要因となった。だが、来季の開幕敵地は2カードで、それも最下位ヤクルト、5位広島の2球団。両チーム相手の敵地では今季、貯金1をつくった。この時期は甲子園でセンバツを開催する影響で敵地が多くなるが、相手を考えても悪くない開幕の2カードだ。
そして3、4カード目は3位中日、1位巨人のAクラスとホームで戦える。チームは今季、主催試合で36勝18敗4分けで貯金18を量産。巨人には8勝15敗と負け越したが、甲子園では5勝6敗。中日にもホームでは11勝1敗と圧倒した。この4カードで一気に勢いづけば、今季の巨人のような開幕ダッシュが見込める。
1年延期となった東京オリンピック(五輪)開催予定期間(7月19日~8月12日)は、公式戦休止期間となる。高校球児に甲子園を明け渡す8月の「死のロード」も、ないに等しい日程編成になった。今季は開幕からの過酷日程に泣いた。だが、来季は追い風日程を味方に、好スタートの予感だ。【桝井聡】