ロッテ美馬6回途中3失点「僕個人は何もない」

ソフトバンク対ロッテ 6回裏途中でマウンドを降りるロッテ美馬(撮影・横山健太)

<パ・クライマックスシリーズ:ソフトバンク4-3ロッテ>◇第1戦◇14日◇ペイペイドーム

ロッテの先発、美馬学投手(34)は、5回3分の1を7安打3失点(自責2)で勝敗はつかなかった。

レギュラーシーズンでソフトバンク戦5勝の成績と経験を買われ、初戦に抜てきされた。1回1死満塁のピンチを遊ゴロ併殺に切り抜け、序盤は無失点でこらえた。4回に柳田に中越えソロを許すと、6回は先頭から2連打。犠打で二、三塁に走者を残して降板した。

味方の守備のミスもあり、残した走者がかえって同点に追いつかれるとベンチで空を仰いだ。「僕個人のことは何もありません。チームがとにかく勝ってくれること。それだけです」と勝ち越しを願って応援した。