阪神西純矢「ハマってる」マエケン投球で8K奪取

日本ハム対阪神 阪神先発の西純(撮影・前岡正明)

<みやざきフェニックス・リーグ:日本ハム10-4阪神>◇15日◇アイビースタジアム

19年ドラフト1位右腕の阪神西純矢投手(19)が、みやざきフェニックス・リーグの日本ハム戦で7回途中5失点ながら自己最多の8三振を奪った。中6日でリーグ2度目の先発。スライダーなど変化球でカウントを整える課題もクリアし、持ち味の直球で押し込んだ。2回は5番万波、7番清宮から直球で空振り三振を奪うなど、5回まで無失点で毎回の7奪三振。「5回までは良かった」と安打も初回の1本のみで、0-0の投手戦を続けた。

しかし、打線が3巡目に入った6回は1番郡に逆転2ランを浴びた。7回も2本の適時打などで3点を失い、117球で途中降板した。西純は「(初回から)全球種を見せていたので、3巡目辺りから手数がなくなった」と配球面の課題を口にした。平田2軍監督は「2回り目まではほぼ完璧。馬力をつけるという課題も見つかった。順調にきてるし、楽しみ」と語り、失点よりも成長ぶりを評価。あと2試合、中6日を保って先発ローテーションの経験を積ませる予定だ。

リーグ開幕前には、安藤ファーム育成コーチからツインズ前田のフォームを参考にした助言を受けた。踏み出す前に上げる左足と構えたグラブを「ポンッ」とぶつける間を加え、トップまでの右腕の運びがスムーズになったという。「高めに浮くボールがすごい減り、リラックスして投げられるようになった。すごく僕にはハマってるんじゃないかなと思います」。広島出身の西純にとって、前田は小さい時から憧れの存在。鍛錬の宮崎で手応えの出始めた「マエケンフォーム」の完全習得を目指す。【奥田隼人】

▽阪神安藤ファーム育成コーチ 5回までは非常に安定していたし、ボールも良かった。あとは3回り目や投げる体力とかはこれからの課題。(新フォームは)バランスも良かったし、あれでいいのであれば続けてほしい。