日本ハム2位五十幡が仮契約「1億円を稼げるよう」

日本ハムと仮契約を結び、ポーズに応じる中大の五十幡(撮影・木下大輔)

1億円プレーヤーになって“脱サニブラウンに勝った男”になる。日本ハムのドラフト2位、中大・五十幡(いそばた)亮汰外野手(21)が16日、都内のホテルで契約金7000万円、年俸1100万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。「一流のプロ野球選手になることが夢でもあったので、1億円を稼げるような選手になりたい」。ビッグな夢に加えて「自分が活躍して“野球の五十幡”として知ってもらえるようにしたい」と話した。

これまで、中学時代の俊足エピソードが異名として付いて回ってきた。「自分としてはポジティブに考えて、逆に力にしていたところもすごい大きかった」という「サニブラウンに勝った男」という枕ことば。全国中体連の陸上短距離でサニブラウンに勝利して2冠に輝いたことが注目を集めるきっかけだった。

「ここから活躍していっても、結局言われ続けることではあると思う」と自認するように、プロ野球選手になるための努力を引き出してくれたのも、この異名だ。ただ、これからも糧にしながら「“野球の五十幡”としてサニブラウン選手と名前を比べられるような選手になりたい」。すでに世界を相手に活躍する同世代アスリートに肩を並べるような存在になることも目標として据えた。

当面の目標はスタートダッシュを決めることだ。来年1月の新人合同自主トレへ向けて「まずはケガをしないこと。スピードを落とさない練習や、スイングスピードを少しでも上げたい」。短距離でもスタートが得意だったという五十幡は色紙に「盗塁王」と記し、1年目からの活躍を思い描いた。ルーキーイヤーから突っ走り、新たなスピードスターとして、異名を超えるインパクトを残す。【木下大輔】