先輩と地元東北を盛り上げる。日本ハム育成1位の花巻東・松本遼大投手(18)が19日、花巻市内の同校で支度金300万円、年俸260万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。岩手・滝沢市出身の右腕は「岩手の人が活躍しているとか、東北の人が活躍しているとかというのを見ていただいて、東北に勇気を与えられるような選手になれれば」。チームメートとなる2学年上で秋田出身の吉田輝とともに、躍動する日を待ち望んだ。
テレビで見る先輩の姿に憧れを抱いていた。「堂々と投げる姿がかっこいいなと思っていました。(球の)回転数の多さや変化球のキレだったり、学ぶものはたくさんある」。対面を心待ちにし「聞きたいことはたくさんある」と質問攻めにするつもりだ。
吉田輝とともに将来的に先発ローテーションを担う投手としても期待される。白井担当スカウトとともに同校を訪れた大渕スカウト部長は「大型の投手ということで将来的には先発をイメージして頑張ってもらいたい」。松本も「新しい球場が23年に出来る。そういう場所もモチベーションにして頑張っていきたい。日本ハムのエース的存在になれるように」と目標を口にした。
この日、県内の社会人クラブチームで監督を務める父直樹さん(49)が、母忍さん(48)とともに仮契約に出席。「本人以上に身が引き締まる思いです」。松本は「育成選手なので、早く1軍の舞台に上がれるように」と活躍を誓った。【山崎純一】