JR東日本は3安打沈黙、3回戦進出4年ぶり逃す

JR東日本対ホンダ熊本 3回表JR東日本2死、地引は左越えに本塁打を放つ(撮影・柴田隆二)

<都市対抗野球:JR東日本1-4ホンダ熊本>◇第8日◇29日◇2回戦◇東京ドーム

11年連続出場の強豪JR東日本(東京都)が2回戦で姿を消した。3回戦進出を逃すのは初戦敗退した2016年以来4年ぶりとなった。

3回2死走者なしから、東京ガスからの補強選手、地引雄貴内野手(30=早大)が左翼席上段への特大ソロで先制。しかし、4回にホンダ熊本(大津町)の山本卓弥外野手(23=亜大)に右翼席への同点ソロを許し、続く5回にも山本の2点適時打などで3点を失い、勝ち越された。

打線は3回の地引の1発以降、1安打しか放てず、ホンダ熊本の3投手の継投の前に3安打と沈黙した。

1920年に東京鉄道局として創部したJR東日本。記念すべき100周年を優勝で飾ることはできなかった。