阪神青柳2000万増 来季目標13勝と西勇輝超え

契約更改を終え笑顔で会見する青柳(代表撮影)

阪神青柳晃洋投手(27)が16日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、2000万円増の年俸5000万円でサインした。

5年目の今季は開幕から先発ローテーションを守り、21試合に登板。7勝9敗、防御率3・36で2年連続の規定投球回にも到達した。球団との交渉では「2年連続規定イニングを評価していただいた。そういうことでも頑張ってくれたと。コロナで難しいシーズンだったんですけど、その中で開幕から最後まで頑張ってくれたとは言ってもらえました」と、笑顔を見せた。 ただ、防御率や勝ち星などは満足のいく結果を残せなかった。エース西勇は来季に向けて生え抜き投手の台頭を待ち望んでおり、青柳は「西さんにおんぶに抱っこではなくて、西さんを超えるように頑張っていきたい。僕自身、13勝という目標を今年ずっと掲げてきて全然届かなかった。(来季は)自分が掲げた数字は超えられるように、頑張っていきたいと思います」。エースを超える活躍と、13勝を再び目標に挙げた。

また、昇給について使い道を聞かれると「僕自身は特にないです。やっぱり家族だったり、奥さんというところに有意義に使えたらなと。2年連続規定にいけたのも結婚してからなので、奥さんのおかげだと思う。そういうところで、奥さんに恩返しができたらなと思います」と明かした。(金額は推定)