オリックス2位元が“練習の鬼”イチロー逸話に奮起

球団施設を見学、さらなる闘志を燃やす山下(左)と元(撮影・前岡正明)

オリックスのドラフト2位中京・元謙太(げん・けんだい)外野手(18)が、猛練習で飛躍を期す。20日は大阪・舞洲の球団施設を見学し、目を大きく開いた。「すぐ練習できる環境で、練習しがいがある。自分は練習しかしてこなかったんで…」。高校時代は、夕方に授業を終えると消灯時間の午後11時まで懸命に汗を流してきた。「メリハリをつけて、ストイックにいきたい」とプロの世界でも“練習の鬼”になる意気込みだ。

かつて神戸にあった旧青濤館では、ナイターを終え、寮に戻ったイチローが隣接する室内練習場でマシン打撃を行っていた。他の選手は寝ている時間でも、超一流はバットを振り続けた。伝え聞いた元は「自分もそういう話を聞くと…。いつでも練習できる環境はありがたい」としみじみ。高校通算18本塁打を放ち、投手としてMAX144キロを投じた。捕手以外なら内外野全てのポジションを守れるオールラウンダーが、努力の人となる。【真柴健】