ヤクルト西浦「打席で見られる幸せ」藤川斬り回想

ヤクルト対阪神 9回裏ヤクルト2死一、二塁、西浦(中央)は左越え本塁打を放ち喜ぶ。右後方は阪神藤川(2020年6月25日撮影)

ヤクルト西浦直亨内野手(29)が21日、「2020スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞」の年間大賞を受賞した。ヤクルトでは、15年雄平に次いで5年ぶり2度目の受賞となった。

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西浦の6月25日阪神戦(神宮)、藤川から放った代打逆転サヨナラ3ランが大賞に輝いた。

テレビで見ていた藤川の代名詞直球をとらえ「打席で見られる幸せと、その球を打てたのも自信になる」。会見に登場した上原氏から「もっと体が大きくなればすごい選手になるんじゃないか」とアドバイスを送られた。「いい場面でチームの勝利に貢献できる一打を打てるように、頑張ります」と来季を見据えた。