中日の大野雄大投手(32)が投球フォームのマイナーチェンジプランを明かした。中部運動記者クラブ野球分科会による2020年度最優秀選手に大野雄大が25日、2年連続で選出された。同投手は20試合に登板、10完投6完封を含む11勝6敗、148奪三振、防御率1・82とキャリアハイを含む好成績を連発。2年連続最優秀防御率、最多奪三振とともに投手最高の栄誉・沢村賞を受賞したことで選出された。
「この世界は対戦相手がいる。変わらないと置いていかれる。走者がいないときにセットポジションではない形で投げてみたい。確定ではないが、挑戦してみたい」。8年ぶりのAクラスにチームをけん引したエースの投球スタイルはセットポジション。走者の有無にかかわらず守り通し、投手3冠をもたらした鉄板スタイルを、ノーワインドアップへ変更することを示唆した。
きっかけは巨人菅野。3年連続2ケタ勝利を挙げながら、上半身から始動するフォームに改造し、2年ぶりの最多勝に返り咲いた。「(菅野から)挑戦する大切さを教えてもらいました。年下の投手ですが、学ぶことが多いです」。
巨人が日本シリーズでソフトバンクに2年連続4連敗したことに衝撃を受け、打倒ホークスも含め67年ぶりのリーグ&日本シリーズ制覇に目標を変えた。「彼はチームを優勝させている。今年はテレビで彼の試合をほとんど見た。それくらい参考にしている」。菅野流をリスペクトする沢村賞左腕は来季さらに変身する。