中日勝野が3年目の飛躍へ規定投球回到達を掲げた

中日勝野(20年10月6日撮影)

中日勝野昌慶投手(23)が3年目の飛躍へ規定投球回到達を掲げた。

「来年は規定投球回をクリアしたい。大野(雄大)さんみたいなイニングイーターになりたい」。両リーグトップの148回2/3を投げ抜いた沢村賞左腕ばりの活躍を誓った。

1年目は5月に1軍昇格したが、3試合先発後に椎間板ヘルニアを発症。残りシーズンを棒に振った。3つの病院をまわり、最後に患部に注射する治療で完治。新型コロナ禍で開幕が遅れたシーズン序盤に間に合った。13試合4勝5敗、防御率3・88。72イニングを投げ、先発ローテーションの中で存在感を示した。

貴重な助言も手にした。今季最終登板だった11月4日DeNA戦(ナゴヤドーム)。4回まで1安打無失点と好投も、5回にソトにソロ、6回にロペスに3ランを被弾し途中降板した。「調子がいいときは、ああいう1発でやられる。そういうときこそ、慎重にいった方がいい」。登板直後のロッカールームで、昨季11勝を挙げた柳が声をかけてくれた。「(柳さんの言葉を)ちゃんと思い出してやりたい」と、胸に刻んだ。

今季8勝2敗で大野雄に次ぐ白星を運んだ福谷をライバルに挙げる。自身は借金1だが、福谷は6つの貯金。「同じ右投手。福谷さんの8勝を超えられるように、来季は右の1番になれるようにやりたい」。10年ぶりのV奪回を目指すチームに「勝」を運ぶ勝野としてアピールする。【伊東大介】