中日山本拓実投手(20)が福谷流トレでの復活を誓った。
10月からチームメートの福谷浩司投手(29)から教わった津市のみどりクリニックに通う。医療と運動の両面から競技力向上をサポートする施設でマウンドも併設。関節の可動域が広がり、柔軟性も高まって「より自分が良くなる感じ」と手応えをつかみ、年明けもミニ合宿で磨きをかける。
山本が頼った福谷は先発で自己最多の8勝、エース大野雄の11勝に次いでチーム2番目の勝ち星を挙げた。椎間板ヘルニアでプロ最少1試合に終わった昨季から見事に復活。山本は「福谷さんが復活された姿を見てきた。ファームに落ちたときに福谷さんに相談した。自分が2年前から行っている施設がいいよと紹介されました」と経緯を明かす。自身は3年目で初めて開幕ローテ入りも、先発5戦で1勝3敗。その後は中継ぎで4試合を投げた。
山本は、元広島の黒田も現役時代に足を運んだクリニックのトレーニング方法に心酔。「僕は体のことでも根拠を持ってトレーニングしたい。これを極めていこう」。肩、胸郭、腰周りの柔軟性を強化し、今季インステップになっていた投球フォームを理学療法士らの下で修正している。
「1年間ずっとローテーションを守り、2ケタ勝利できる投手が理想。このオフは自分自身を突き詰めていきたい」。19年はプロ初勝利を含めて3勝で注目された右腕は、福谷のように来季再ブレークする。【伊東大介】