楽天ドラ2高田が初ブルペン、新庄フォームで20球

新人合同自主トレで初めてプルペン入りした楽天ドラフト2位の高田(撮影・鈴木正章)

“新庄流”フォームだ! 楽天ドラフト2位の高田孝一投手(22=法大)が、仙台市内での新人合同自主トレで、チーム新人一番乗りでブルペン入りした。元阪神の新庄剛志氏からヒントを得たという動きから、捕手を立たせて20球を力強く投げ込んだ。

投球動作に入る前、長い両腕をグッと上に伸ばす。最速156キロ右腕は「腕を上げて、肩甲骨を上げてからスッと下ろすと、肩がしっかり前に入って、スムーズにパワー発揮ができる」と効果を説明した。昨年11月に新庄氏が出ていたテレビ番組を見たのがきっかけ。同氏が打撃に入る前に、両腕でバットを上に高く掲げる動作を参考に、大学野球を引退してから取り組んだという。「最初は遊び感覚くらいでやってみたんですけど、案外、自分の中でハマったなという感じだったので、続けている感じです」。キャンプ初日の2月1日には本格投球に入る予定だ。