侍建山コーチ、マー君は「日本ピッチャーでトップ」

侍ジャパンの建山義紀投手コーチ(2019年11月16日撮影)

侍ジャパン建山義紀投手コーチ(45)が楽天に復帰した田中将大投手を高評価した。31日、フジテレビ系「S-PARK」に出演。稲葉監督と田中復帰について話し「彼が日本球界に復帰するのではないかというニュースが出た時に監督自身も最有力候補のピッチャーが帰ってくるかもしれないね、という話はしました」と東京オリンピック(五輪)の戦力構想の軸と捉えた。

メジャー組の五輪出場は不可能だったが、日本に復帰すれば一気に展望が広がる。「これからイーグルスさんに打診したり、監督、コーチ含めての話し合いにはなりますけども、(メジャーは)五輪期間中もレギュラーシーズンを止めずにやるとのことだったので、(五輪出場は)不可能だと思っていたので、そういう意味では日本球界というのが『おっ!』という気持ちにはなりましたね」と心境を明かした。

代表では13年WBCが最後の出場だが、メジャー7年間での成長も感じている。「アメリカに行ってより、ピンポイントでそこに投げるコントロールとか、丁寧さが身について、ボールが浮かない膝元から上に浮かないピッチャーになったので、柔と剛を兼ね備えた印象を受ける。間違いなく言えることは日本のピッチャーの中でトップの位置にいるということですね」と最高の格付けをした。