日本ハムのドラフト6位今川優馬外野手(24=JFE東日本)が3日、大感動をボールに乗せて特大弾を連発した。
春季キャンプ第1クール3日目のフリー打撃は柵越えを連発。バックスクリーン直撃弾に、あわや場外となる左翼への柵越えなど、持ち味のフルスイングでかっ飛ばした。「たまたまです」と謙虚に振り返ったが、心躍る状態だったのは確かだ。
午前中に侍ジャパン稲葉監督が視察に来た。札幌出身で選手兼ファンクラブ会員である今川にとって、ずっと応援してきたレジェンドだ。練習の合間にあいさつすることに成功。「緊張しました。会ってみて、大きかったですしオーラを感じました」。フリー打撃は稲葉監督が去った後だったが、気持ちよくフルスイングできた。
さらに感動の嵐は続いた。あこがれの中田からバットを譲り受けた。「中田さんに1本、もらっちゃいました。興奮しています」と満面の笑み。これまでも中田モデルを使用してきたが、正真正銘“本物”をゲット。以前はバットにサインを書いてもらいたいという願望もあったが、「これでホームラン打ちます!」と願望を修正。4日以降に早速使用する。
順調に調整が進む今川の初実戦について、栗山監督は「今度の紅白戦、いけるならいけばいい」とチームの今季初戦となる7日紅白戦(名護)でのデビューも示唆。今川は野球漬けの日々に「何だかファンが紛れ込んでいる気持ち。ずっと興奮しています」と話すが、自分がファンを興奮させる日も確実に近づいている。【木下大輔】