吉田輝星が清宮と対戦熱望「本塁打打たれたくない」

打撃投手を務める日本ハム吉田(撮影・佐藤翔太)

日本ハム吉田輝星投手(20)が、今季初実戦へ弾みを付けた。4日、沖縄・名護キャンプで打撃投手を務め、打者2人に計52球を投げ安打性は12本だった。全球直球で感触を確かめ、第1クール最終日を締めた。先発を予定しているチーム初実戦の7日紅白戦(名護)では、清宮幸太郎内野手(21)との対決を熱望した。

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心躍る気持ちを抑えながら、右腕を振った。打撃投手の吉田が、入団同期の野村と対戦。全27球は直球を投じた。初球を右翼前に運ばれたが「打たれたらブーブー言われる」と頭をよぎり、力んでいないように見せかけて「ピッと」球を走らせ、安打性4本。持ち前の負けん気の強さを、のぞかせた。

力加減は6、7割程度。コーチ陣からは「力まずにストライク先行を意識」の指令を受けていた。「力の中で、球質を意識した。ストライクゾーンでもファウルにいくと、自信を持って投げられた」。樋口には25球を投げ安打性8本。1被本塁打も「1番、打者が投げやすい球速で投げられた」と手応えをつかんだ。

3年目の成長を見せたのは、マウンドを降りたあと。ブルペンに直行し、17球を追加した。武田投手コーチは「目いっぱいブルペンで投げていた。去年までだったら、打撃投手のあとは(ブルペンに行くのは)止めているんじゃないかな」と推測。目の前に立っていたネットに向かって体が流れ、崩れたフォームを修正するため、自発的に「おかわり」した。

栗山監督は「気持ちよさそうに投げていたね。精度の課題はあるけど、魂を全面に出せる投手」と評価した。見据えるのは、初実戦のマウンド。7日紅白戦(名護)で先発予定で、清宮との対戦を熱望する。「キヨさんとは1年目に対戦しましたけど、そこからどう違うかやってみたい。ホームランだけは打たれたくない」と思い描いた。

初の1軍キャンプ第1クールを終えた。下半身の張りに苦しんでいるため、5日の待望の休日は「昼まで寝ます」と体力回復に充てる。つかの間のオフを経て、最初のアピールの舞台に立つ。【田中彩友美】

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