日本ハム吉田&河野、紅白戦で1年ぶりドラ1対決

ブルペンで投球する日本ハム吉田(撮影・佐藤翔太)

左右の“開幕投手”が開幕ローテーション入りへアピールする。日本ハム吉田輝星投手(20)と河野竜生投手(22)が6日、沖縄・名護キャンプのチーム初実戦となる7日紅白戦に向け、ブルペンで調整した。ともに先発予定で、昨年の紅白戦以来、ドラフト1位同士の約1年ぶりの投げ合いとなる。高卒3年目右腕&社会人出身の2年目左腕が、ローテ切符争奪戦でしのぎを削る。

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今年初実戦の先発を任された吉田と河野のドラフト1位コンビ。開幕ローテを狙う両投手にとって最初のアピールの場となる。吉田は「背伸びせず、自分のできる投球をしっかりやりたい。アピールしたいというのは僕も河野さんもそうだと思う。2人ともいい感じでいければ。気合で」と意気込んだ。

昨年2月15日の紅白戦(国頭)で投げ合ってから約1年。当時、吉田は西川、大田、近藤の主力3人を封じ1回無失点、ルーキーだった河野は1回を2奪三振を含むパーフェクトに抑えている。吉田は「去年(河野が)とんでもないピッチングをしていたので、今年はかえせるように頑張りたい」と闘志を燃やした。

実戦前日からすでに勝負は始まっていた。2人そろってブルペンで調整。プレートひとつ分の間を空け、向かい合う形で投げ合った。捕手を座らせ、スライダーやフォークなどを交え20球を投じた吉田。対してバッターを打席に立たせるなど42球を投じた河野は「打者に対してしっかり投げていけたら。初めてのチームの実戦で、投げさせてもらえるので、そこはしっかりアピールしていきたい」と話した。

有原が抜けた先発ローテ争いは始まったばかりだ。昨季チームトップタイ8勝の上沢のほか金子、杉浦らが有力候補になるが、来日1年目で8勝を挙げたバーヘイゲンや、新外国人左腕アーリンの来日のめどが立っておらず、不確定要素が多い。若手もアピールを続ければ、ローテ入りが現実味を帯びてくる。

栗山監督は「期待感というか、ピッチャーは本当にチャンスがある。こんな年はないでしょ。そんなに“おいしい年”はないよね。しっかりと食べてくれると信じています」と独特の表現で期待した。対戦チームに3番野村、4番清宮が組まれる予定の吉田は「一番気にしているのはストレート。自分の真っすぐがどれだけ通用するのか。真っすぐで3球三振くらいの勢いでいきたい」。首脳陣へ結果で見せる。【山崎純一】