ソフトバンク周東佑京内野手が宮崎キャンプの10日、25歳の誕生日を迎え、視察に訪れた侍ジャパン稲葉監督のゲキにチームでの二塁レギュラー死守を誓った。
右肩のコンディション不良でB組(2軍)調整中ながら、稲葉監督から視線を送られ「普段通りにと思っていたけど、見てくださって少し意識しました」とテンションは高まった。
稲葉監督は、19年プレミア12で代走の切り札として世界一に貢献した周東に対して「彼もこれからレギュラーというものをしっかり確立していかなきゃいけない立場」と期待を込めて言及。周東自身も「チーム内の競争に勝ってレギュラーを取って、試合に出て結果を残すことがそこにつながっていく」と同じ思いで、定位置取りがオリンピック(五輪)への近道と考えている。
昨季はシーズン終盤に13試合連続盗塁でプロ野球記録を塗り替え、50盗塁で育成出身初の盗塁王に輝いた。存在感を示したが、まだ満足できる数字ではない。「塁に出ないことには盗塁できない。出塁率は3割後半いければ、盗塁数も増えてくる。本多コーチの60盗塁を超えられるようにしたい」。1年間を通してレギュラーを守り、50盗塁を上回る活躍を目標に置いた。
すでにスローイングを再開し、二塁でシートノックにも入っており「(右肩は)痛みも怖さも違和感もなくできている。問題ない。1日でも早くA組に上がれるように、アピールしたい」と気合十分。川島、明石のベテラン勢に牧原、三森らがひしめく激戦区の二塁争いを制し、東京五輪メンバーの座を勝ち取る。【山本大地】
<ソフトバンクの二塁争い>
◆周東 昨季後半に二塁定着も右肩リハビリで出遅れ
◆牧原 守備力はチーム随一の実力者。打力向上カギ
◆川島 対左投手や勝負強さが武器。ムードメーカー
◆明石 B組調整も順調。二塁での実績、経験値高い
◆三森 若手の二塁候補筆頭。パンチ力と走力が魅力