ロッテ1軍石垣島キャンプ打ち上げ 井口監督手応え

石垣島でのキャンプを終え一本締めを行うロッテ益田(撮影・垰建太)

ロッテの石垣島1軍キャンプが12日、打ち上げとなった。広い円陣の中心で、益田直也選手会長(31)が「みんなで同じ方向を向いて、チーム一丸となり、井口監督を胴上げできるよう頑張っていきましょう」と声を上げ、一本締めを行った。

キャンプ前に「この1点を、つかみ取る。」という今季スローガンを発表した。井口資仁監督(46)は「しっかり全員で共有しながら練習をできたと思いますし、チームが同じ意識を持ってやっていきたい」と話した。

松中信彦臨時コーチ(47)が指導したキャンプでもあった。安田尚憲内野手(21)藤原恭大外野手(20)山口航輝外野手(20)ら若手打者たちが連日の居残り練習で、下半身を使った打撃を磨いた。チームは13日から沖縄本島での練習試合遠征に入り、同臨時コーチも同行する。

投手陣の仕上がりについては吉井投手コーチも「順調です。キャンプ前からしっかり調整してくれていた」と満足げ。この日も美馬学投手(34)がブルペンで80球を投げ込むなど、ベテラン陣も開幕に向けてしっかり進めている。主力投手陣や、今季デビューを目指す佐々木朗希投手(19)らは石垣島に残留し、2軍キャンプで調整していく。

13日の1軍練習試合・楽天戦は、先発ローテーション入りを目指す左腕・中村稔弥投手(24)が先発予定となっている。