阪神佐藤輝明の三塁守備に「器用」他球団が高評価

練習試合 中日対阪神 6回裏中日1死、高橋周平の三塁線の鋭い打球を逆シングルで捕球しアウトを奪う三塁手佐藤輝明(撮影・清水貴仁)

<練習試合:中日9-4阪神>◇20日◇Agreスタジアム北谷

阪神ドラフト1位の佐藤輝明内野手(21=近大)が、背番号「8」の大先輩、中日福留の前で後継者にふさわしい活躍を見せた。中日との練習試合(北谷)に「3番三塁」で先発出場。初回に松葉から中前に先制適時打を運んで6戦連続安打とすると、守備でも4度のゴロを軽快にさばいた。21日は広島との練習試合(宜野座)で昨季新人王の森下と激突する。

広島岩本スコアラーの話 難しいワンバンも捕球してアウトにしていた。実戦でああいうふうにこなせるというのは、対応力があるんじゃないかなと感じます。

巨人横川スコアラーの話 外野よりスムーズにやれているなと。見た目よりやっぱり動けるし、器用。バッティングもそうですけど。「見た目にだまされたらダメ」じゃないけど。今はね、うまい、器用だなと思いますね。