DeNA今季も捕手併用制が有力に「昔と違う」監督

DeNA三浦監督(21年2月撮影)

DeNAは今年も捕手の併用制が有力となった。三浦大輔監督(47)が2日、「状態のいい選手を使う。昔と違う。僕らのころは谷繁さんが全試合スタメンマスクでほぼ最後まで。今は捕手は抜けた選手はいない。そこで誰か1人はない」と現状を語った。

捕手はキャンプから伊藤光、戸柱恭孝、嶺井博希、山本祐大の4選手が1軍で競っている。総合力の伊藤光、盗塁阻止率、捕球に優れる戸柱、打撃好調で長打もある嶺井、鉄砲肩の山本と、いずれも持ち味が違う。

昨季は伊藤光が開幕スタメンで、約1カ月は中心だった。しかし、リード面でラミレス前監督の逆鱗(げきりん)に触れ、以後は戸柱が主にマスクをかぶった。DeNAは17年の戸柱以来、100試合以上出場した捕手はいない。