阪神佐藤輝明の両親は本塁打に涙なし「笑いました」

ソフトバンク対阪神 1回表阪神2死、佐藤輝は先制の左越え本塁打を放ち、ベンチ前でゴリラポーズをとる(撮影・岩下翔太)

<オープン戦:ソフトバンク0-4阪神>◇5日◇ペイペイドーム

阪神佐藤輝明内野手(21=近大)が、オープン戦初打席でソロ本塁打をたたき込んだ。敵地ソフトバンク戦に「3番左翼」で先発。1回2死、開幕投手を務めるソフトバンク石川から左翼ホームランテラス席へ運んだ。

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佐藤輝の父博信さん(53)と母晶子さん(48)は兵庫・西宮市の自宅でテレビ観戦した。1回に本塁打が出た時、博信さんは息子がけがで打席に立てなかった小学6年時、家族で福岡まで応援に行ったことを思い出した。「打球が上がった時に『行け~!』と絶叫しました。本塁打になった瞬間、泣くかと思いましたが、笑いました。11年前の思いが詰まった本塁打ですから」。2打席目は折れたバットが右翼まで飛び「面白いですよね。見てる方は」と規格外のパワーを見せる背番号8に驚いていた。

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