日本ハム1位伊藤4回3失点で降板「課題は明確に」

日本ハム対巨人 マウンドで汗を拭う日本ハム伊藤(撮影・足立雅史)

<オープン戦:日本ハム1-4巨人>◇7日◇札幌ドーム

本拠地デビューとなった日本ハム初の道産子1位ルーキー伊藤大海投手(23=苫小牧駒大)は4回3失点で降板した。

1回は得点圏に走者を背負ったが、3番坂本を149キロの球で二ゴロ、4番岡本和を139キロの球で右飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。だが2回につかまった。丸、大城を打ち取り2死としたが、ウィーラーに左前打、松原に四球、秋広に左前打とされ2死満塁。梶谷に中前への先制適時打を打たれ、2点を献上した。3回には2死から丸に四球を与え、続く大城に右翼線への適時二塁打を打たれた

4回はこの試合で初めて3者凡退に抑えたが、この日は4回を投げ、打者19人に69球、4安打2奪三振3四球、3失点という内容だった。降板後「悪いところもあればいいところもあった登板でした。課題は明確になってきたので、同じ失敗を続けないように、ひとつずつクリアしていきたいです」とコメントした。