ホンダ米倉が1失点勝利、カーブ磨きDeNA評価

ホンダ対TDK 先発したホンダ・米倉(撮影・柴田隆二)

<社会人野球東京大会:ホンダ 7-1 TDK>◇第2日◇10日◇神宮、大田スタジアム、さいたま市川通公園

昨年都市対抗優勝のホンダは今秋ドラフト候補の米倉貫太投手(20=埼玉栄)が先発し、5回をソロ1本に抑え連勝。予選突破に王手をかけた。

最速151キロ右腕は3年目でカーブに磨きをかけた。40メートルの距離で思い切り腕を振り、大きな弧を描く練習を重ねた。「先発は直球1本ではいけない。直球が悪い時も、変化球のコントロールには自信がつきました」と胸を張った。大きな落差で、この日もゴロを打たせた。視察したDeNA欠端スカウトは「いろんな球種で的を絞らせない」と評価した。