阪神10戦17発の破壊力“佐藤輝明効果”サンズ力説

西武対阪神 6回表阪神1死、サンズはソロ本塁打を放つ。投手井上(撮影・浅見桂子)

<オープン戦:西武3-5阪神>◇17日◇メットライフドーム

破壊力は新ダイナマイト打線以上!? 阪神ジェリー・サンズ外野手(33)がオープン戦3号ソロを放った。4点リードの6回1死から西武井上の146キロを中堅左にたたき込んだ。来日2年目の助っ人は「昨年の良いところも悪いところも自分の中で整理して、ここまでやってきた。シーズンに入っても昨年の前半のような状態をずっと維持できるように頑張るよ」とすでに開幕準備OKだ。

連日のアーチ共演だ。2回に黄金ルーキー佐藤輝が特大6号を放てば、5回に板山のソロ、6回にサンズがトドメを刺した。チームは12球団トップとなるオープン戦10戦17発。シーズンに換算すると、日本一に輝いた85年の219発を上回る驚異の243発ペースだ。バース、掛布、岡田がいたあの新ダイナマイト打線をしのぐ爆発力だ。

打線の中核を担う5番サンズは「ああいった好打者が自分の後ろにいてくれるのはすごく心強いね。ルーキーながら彼がいることでチームにとっても自分にとってもプラスになる」と、6番に座るサトテル効果を力説した。【桝井聡】

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