巨人原監督「見習って」マー君の丁寧な投球に敬服

巨人対楽天 8回裏、ベンチで厳しい表情の原監督(撮影・狩俣裕三)

<オープン戦:巨人3-6楽天>◇20日◇東京ドーム

楽天田中将大投手(32)がオープン戦最終登板を7回89球3安打1失点で終えた。

スライド登板の影響で中5日での登板となった田中将は序盤からテンポよく腕を振った。2回は4球、3回は6球でともに3者凡退。4回に1点は失ったが、7回を89球でまとめ、貫禄を見せた。

5度目の実戦登板を終え、シーズン初登板となる27日日本ハム戦(楽天生命パーク)へ備える。

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巨人原辰徳監督(8年ぶりに田中将の投球を見て)「あれだけの投手でも『えい、やー』という形で投げていないところを見習ってもらいたい。実績がある人でも慎重に丁寧に投げている姿は、そこが根底にあるんだろうなと。敬服するところでしょう」