自身初の開幕投手を務めるオリックス山本由伸投手(22)が、必勝宣言だ。
「開幕は、とにかく勝ちたい。勝ちを求めていくことに(普段と)変わりはない。いつも通りを心掛けて投げます」
勝ちを求める明確な理由がある。チームは開幕戦で12年から9連敗中。敗れれば、パ・リーグのワーストを更新する不名誉記録となる。「とにかく勝ちたい思いが強い。去年も一昨年も前半で負けてしまっていた。しっかり上位に食い込めるように。シーズンの出だしが大切だと、ここまでの経験で思った。明日は勝つ必要がある。勝つということを求めて、チーム一丸となって戦いたい」。山本が「勝つ」と連呼するように、10年以来11年ぶり白星を狙う。
この日は連日のブルペン投球で感覚を確認し最終調整を終えた。練習を引き揚げるタイミングで中嶋監督から「野球は1人でするものじゃない。みんなで助けるから自信を持って投げてこい」と背中を押された。
好相性も後押しする。西武戦はプロ4年間で通算防御率0・97。敵地メットライフドームに限れば0・76と怖いもの知らず。「開幕戦は始まりの1戦目。勝つことでいい流れになる。とにかく勝って、勝って、胸を張っていいシーズンだったと言いたい」。新たな歴史を刻む。【真柴健】