阪神サンズ打率10割!開幕2発は31年ぶり快挙!

ヤクルト対阪神 4回表阪神2死、小川から中越え本塁打を放つサンズ(撮影・野上伸悟)

<ヤクルト3-4阪神>◇26日◇神宮

阪神の開幕戦、主役の座を奪ったのは来日2年目の助っ人だ。サンズが試合を決めた。同点で迎えた8回2死。ヤクルト4番手清水の127キロスライダーをはじき返した。打球は左翼席に着弾。しばらく放物線を見つめた後、ゆっくりと一塁へ走りだした。「ピッチャーが粘ってくれていたので打ててよかった」。ベンチでは矢野監督、ナインが昨季からおなじみの「ハッピーハンズ」で祝福。「今年ももっともっとできるように頑張ります」と宣言した。

4回には先発小川から1号ソロ。直前に3番マルテが左翼へ大飛球を放つも、アゲンストの風に阻まれていた。強風の中、バックスクリーン右へ運んだ。開幕戦での2本塁打は67年サンケイ戦での山内一弘、90年広島戦での岡田彰布に続き、2リーグ分立後31年ぶり3度目。記録にも残る2発だ。

矢野監督も「見事やった」と称賛。「(ハッピーハンズは)10対0で負けている試合でもやっていいんじゃないかなと。そこから逆転することが起こり得るんでね」。助っ人のパフォーマンスが、逆境を力に変える武器になる。

6番を打つ怪物ルーキーと強力コンビを形成する。3月13日の佐藤輝の誕生日に黒いサポーターをプレゼント。手首にテーピングを巻いている新人を見て、自らが使用しているものを渡した。相乗効果で、オープン戦は12球団トップの17本塁打、打率2割6分7厘。公式戦でも、爆発の予感たっぷりだ。

2回の第1打席でも安打を放ち、3打数3安打2打点。ヒーローインタビューでは「打率10割はもちろんトップ、2ホーマーは単独トップです」と声をかけられ「維持できるといい」と笑みをこぼした。「タイガースファンのみなさんに優勝旗を届けられるように頑張ります」。佐藤輝の前を打つ頼もしい助っ人にも目が離せない。【中野椋】

▼開幕戦で2本塁打した阪神の打者は、67年に山内一弘がサンケイ戦で、90年に岡田彰布が広島戦でそれぞれ2本塁打して以来、31年ぶり3人目。外国人では初となった。

 

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