<ヤクルト2-8阪神>◇28日◇神宮
3冠王が開幕ダッシュを導く! 5番ジェリー・サンズ外野手が先制打、ダメ押し弾の大暴れだ。
まずは初回。2死一、二塁から先発奥川を捉えた。146キロ直球を左中間へ適時二塁打。8回には4番手吉田喜の145キロ直球を左中間スタンドへ運んだ。いずれも初球。「真っすぐが早いカウントで来るだろうと思っていた。準備もできていたし、積極的にいこうと」。抜群の集中力を発揮した。
阪神で開幕3戦までに3本塁打を放ったのは、75年田淵幸一、84年掛布雅之、85年真弓明信の3人のみ。いずれも当該シーズン30発超えで、田淵と掛布は本塁打王に輝いた。「自分がチームに貢献できるというのは、最高の形。どんどん続けて貢献できるように、頑張っていきたいと思います」。昨季開幕2軍スタートの男が、今季は打率5割、7打点と合わせて、リーグ3冠発進だ。
3回には3番マルテが1号ソロ。ベンチ前ではマルテの「ラパンパラ」ポーズで一緒に盛り上がった。意外や来日初のアベック弾。「『そろそろ(マルテも)打って』と思っていたよ(笑)」とジョークを飛ばした。自身の「ハッピーハンズ」とともに、本塁打量産で虎の名物へ。虎の神助っ人コンビが、猛虎打線の中心にいる。【中野椋】