阪神が今季初黒星 西勇輝、森下投手戦で菊池涼V打

広島対阪神 7回裏広島2死、ケビン・クロンへの投球でアクシデント発生の西勇(中央)の様子を見に来る矢野監督(左から2人目)(撮影・清水貴仁)

<広島1-0阪神>◇30日◇マツダスタジアム

阪神が0-1で今季初黒星を喫し、開幕からの連勝は3でストップした。

前半は阪神先発の西勇輝投手(30)と広島先発森下暢仁投手(23)がスコアボードに0を並べ合う息詰まる投手戦。我慢比べの中、西勇は6回に1死二塁とピンチを招くと、菊池涼に左前へ先制適時打を許した。ただ、その後は追加点を与えず7回1失点と試合を作った。

打線は森下の前に、4回に安打と2四球で1死満塁とチャンスを作ったが、6番佐藤輝、7番梅野が凡退。広島のリリーフ陣に対して7回、8回にはともに二塁まで走者を進めたが、得点を奪えなかった。9回はクローザーのドラフト1位、栗林に打者3人抑えられた。

散発4安打の完封負けで、08年以来の開幕4連勝はならず。佐藤輝は9回2死で空振り三振に倒れて最後の打者となり、4打数1安打、3三振だった。

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