<阪神3-6中日>◇2日◇京セラドーム
4失策などミスが出たものの、中日が終盤での逆転勝ちを飾った。2点を追う4、5回の2度の満塁機に阪神先発藤浪を攻略できなかったが、8回に木下拓が同点の2点二塁打、大島の決勝打で逆転。首位広島に0・5ゲーム差の2位タイに浮上した。試合後の中日与田監督の一問一答は以下の通り。
-打線は12安打6点
与田監督 ストライクとボールの見極めもみんなできたと思う。(相手)バッテリーにプレッシャーをかけられたのかなと思う。
-木下拓の同点打はフォークを粘って攻略した
与田監督 よく打ったとしか言いようがない。いろんなことが重なっていいヒットになった。
-最後は大島が勝ち越し打
与田監督 あそこは洋平のしぶとさ。ここぞというところで決めてくれている。
-7回までは相手を攻略できなかった
与田監督 こういう試合もあるし、うまくいかないところはいつも言うようにしっかりと反省をして、練習をしていく。ミスも出ましたけど、みんなでカバーできた。投手もよく踏ん張ったし、最後まであきらめないでいい勝ち方ができた。
-逆転できる雰囲気はあったか
与田監督 もちろん。ミスが出た後もベンチで、控えの選手がよく声を出してくれていた。レギュラークラスがああいうミスをすると落ち込むところだが、控え選手が声を出して鼓舞する。エラーした選手も元気づけられる、いい状態だった。
-先発福谷の投球は
与田監督 しっかりとゲームを作ってくれた。ああいう展開で気持ちも落ち着いて、先発投手としてしっかりと投げてくれた。
-2番に高松を起用したが
与田監督 相手投手に対して何とか機動力を使えないか、塁に出てかき回せないか、と(起用した)。エラー(7回悪送球)もあったが、プロ初ヒットの記念日ですから喜んであげたい。
-福留が代打後に守備に就いたが
与田監督 もう1打席、イニングをまたいだら孝介に回るだろう、と。いい場面で、打てなかったが、もう1打席立たせたいときには(守備に)就かせようと思う。