開幕から3カードが終了し、セ・リーグは阪神、パ・リーグは西武が首位に立っています。好調のチームにも、苦しい戦いをしいられたチームにも、それぞれに光るプレーをした選手たちがいました。本紙の12球団担当記者が独断と偏見+愛情? で選んだ先週の週間MVPを紹介します。セ・リーグ編です。
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【阪神・糸原健斗内野手(28)】
打撃好調で、開幕から9試合すべてに安打を記録し、首位阪神をけん引している。1番近本が不調の中、2番としてチャンスメークの役割を担っている。1日広島戦では初回に三塁打を放ち、マルテの先制犠飛につないだ。さらに3回には右翼へライナーで1号3ランを放ち試合の流れを一気に引き寄せた。4日の中日戦でも7回に相手を突き放す適時打を放った。昨年まで主将を務め、今季は矢野監督から「名誉キャプテン」に指名された。プレーだけでなく、声などでもチームを支えている。
【巨人・ゼラス・ウィーラー内野手(34)】
新境地の「2番」で絶好調だ。移籍後初の打順でバットから快音を連発した。3月30日からの中日3連戦の初戦はいきなり4打数3安打1打点。続く2戦目は4打数1安打2打点、1本塁打。3戦目も5打数2安打と止まらない。2日からのヤクルト2連戦も初戦、2戦目ともに4打数2安打で打線をけん引した。だが、予期せぬアクシデントに見舞われた。3日ヤクルト戦の試合直前にPCR検査での陽性判定が判明し、隔離措置となってしまった。ムードメーカー的な役割も担う助っ人だけに不在の穴は大きい。
【広島・菊池涼介内野手(31)】
開幕戦から9試合連続ヒットと絶好調。3日のDeNA戦では決勝2号ソロを含む3安打の固め打ちで、チームを連勝に導いた。7試合でマルチ安打をマークし、猛打賞は早くも3度記録。打率4割8分7厘で首位打者を走る。鉄壁を誇る守備の名手が脅威の「2番打者」として、カープ打線をもり立てている。
【中日・木下拓哉捕手(29)】
昨季88試合で6本塁打、32打点で打撃面の成長をアピール。プロ6年目の今季は首脳陣の信頼を得て、開幕から9試合すべてにスタメンでフル出場中だ。チームは借金1の4位だが、チーム防御率はリーグ2位の2・29と投手陣を好リードで引っ張っている。2日阪神戦では5打数2安打4打点の働きで、勝利に貢献した。
【ヤクルト・村上宗隆内野手(21)】
3月31日のDeNA戦で2ランを放つと、2日、3日の巨人戦で2試合連発。3日は東京ドームの右翼後方バルコニー席に届く豪快弾だった。直近6試合で17打数5安打の打率2割9分4厘。3本塁打、6打点とけん引した。西田と球団スタッフの新型コロナウイルス陽性判定が判明し、濃厚接触者の青木、内川、川端が自宅待機となったこの1週間。コロナ禍で主力を欠く中、4番がチームに光を与えた。
【DeNA・牧秀悟内野手(22)】
3月31日ヤクルト戦2回戦ではプロ初アーチとなる3ラン。4月1日の同3回戦では、プロ初の三塁打、3点二塁打、左安と、本塁打が出ればサイクル安打という活躍を見せた。3日の広島2回戦では左中間二塁打で2打点を挙げ、サンズ(阪神)と並ぶセ・リーグトップタイの9打点目。4日の同3回戦では左前適時打で、リーグ単独トップに立つ10打点とした。打率は4割5厘でリーグ3位。本塁打と合わせ、チーム3冠王。無安打の試合でも四球を選んでおり、開幕から9試合連続で出塁を継続している。