<楽天0-2ソフトバンク>◇11日◇楽天生命パーク
ソフトバンク松本裕樹投手(24)がブルペンデーの先発を務め、4回2安打無失点と好投した。エース千賀の負傷離脱による先発ローテーション再編で、急きょ託された2年ぶりの先発マウンド。70球の熱投で、チーム今季2度目の完封勝利を呼んだ。
松本 守備に助けられて、何とか無失点に抑えることができました。いい形で中継ぎの方につなげられて良かったです。
ギアを全開にしたのは1点リードの4回だ。1死満塁で5番鈴木大への4球目に、この日最速となる150キロ。三ゴロに抑え、6番小郷も150キロの直球を交えて一ゴロに仕留めた。「4イニングでしたが、自分の仕事はできた」と手応えをつかみ、工藤監督も「ここっていうところでしっかりギアが上げられる。ナイスピッチングでした」と笑顔でねぎらった。
昨年12月、腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた。オフには欠かせないウエートトレーニングを断念。開幕1軍が絶望的な状況で、年明けに元SDN48の甲斐田樹里(32)との結婚を発表した。愛妻のためにも復活を目指し、体をイチから見つめ直した。「今までと違う考え方を教えてもらって、勉強できた。去年よりも知識はできました」。練習再開後は体幹や肩周りを重点的に鍛えた。疲労もたまりにくくなった。苦労を重ねた14年のドラフト1位右腕が、1軍に帰ってきた。
指揮官は松本の今後について「(疲労回復が)長引くようであれば、また日曜日というところも考えたい」と、次回先発の可能性を示唆した。チームは引き分けを挟んで4連勝。松本が、勝利のバトンをつないだ。【只松憲】
▽ソフトバンク中村晃(9回に適時二塁打で2試合連続打点) 本当にピッチャーが頑張って無失点で抑えてくれていたので、何とか追加点をと打席に入りました。いいスイングで打つことができて良かったです。