阪神6位中野が先制打「思い切って打ちに」天敵森下を攻略

阪神対広島 2回裏阪神2死一、二塁、右前に先制適時打を放つ中野(撮影・上田博志)

<阪神6-0広島>◇14日◇甲子園

阪神ドラフト6位中野拓夢内野手(24)が天敵の森下を攻略した。

2回2死から佐藤輝が四球、梅野の遊ゴロが失策となり、一、二塁で打席が回った。カーブ、直球とボール球を見逃すと、真ん中高めへの甘いストレートを力強く振り抜いた。打球は右前で弾み、二塁走者の佐藤輝が生還した。「打者有利のカウントだったので思い切って打ちにいきました。いい投手から打つことができてよかったです」とコメントした。

チームは昨年から森下を苦手としている。5試合対戦し、4敗とすべて黒星。防御率も1・85と抑え込まれ、3月30日にも6回を1安打無失点。苦手な相手から中野の一打で先制点をもぎ取った。

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