日本ハム中田翔が11年ぶりマー君撃ち「大きな1本」自身最遅の1号2ラン

日本ハム対楽天 1回裏日本ハム2死一塁、左中間に先制の2点本塁打を放つ中田。投手田中将(撮影・鈴木みどり)

<日本ハム-楽天>◇17日◇東京ドーム

日本ハム中田翔内野手(31)が楽天田中将大投手(32)から自身最遅となる今季1号を放った。

1回2死一塁。スコアボード表示で154キロの外角高め直球をバックスクリーン左へ運んだ。直前に捕邪飛となりそうなファウルを放ったが、楽天太田が目測を誤って捕球できない幸運も味方に付けた。今季67打席目での1号は初めて開幕スタメンに名を連ねた10年以降で最も遅い。これまでのワーストは10年と17年の53打席目だった。「久しぶりの感触でした。なかなか状態が上がっていない中、自分自身にとっても、チームにとっても大きな1本でした。これをきっかけに状態を上げていきたいです」。

田中将からは2月の練習試合でも1発を放ったが、公式戦では11年ぶりとなった。初対戦となった10年8月8日に札幌ドームでソロ本塁打を放って以来の快音。試合前までの通算対戦成績は54打数10安打3打点、打率1割8分5厘と苦手にしていた。

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