東京D初見参の阪神佐藤輝明、3戦ぶり本塁打なら41年ぶり偉業

巨人対阪神 東京ドームの人工芝を確かめるようにウオーミングアップをする佐藤輝(撮影・狩俣裕三)

<巨人-阪神>◇20日◇東京ドーム

阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が3試合ぶりの本塁打なるか、注目だ。

初見参の東京ドームで、試合前練習は29スイング中3発のフェンスオーバー。いずれも軽々と放り込み、予行演習はバッチリだ。巨人戦では初の1発で、矢野就任以来最長を更新する8連勝に導く。

佐藤輝は3月27日にプロ初アーチを記録した後、4月に入ってここまで4本塁打。2リーグ分立後、球団新人が月間5本塁打以上記録したのは過去4度あり、69年田淵幸一の5月5本、10月7本。72年望月充の5月6本。80年岡田彰布の5月5本。佐藤輝は4月5本塁打を放てば、41年ぶり4人目、5度目の記録となる。