今季初先発の広島小園が適時打「初球から積極的に打ちにいった結果」

広島対ヤクルト 2回裏広島2死一、二塁、小園は同点の右前適時打を放つ(撮影・加藤孝規)

<広島-ヤクルト>◇22日◇マツダスタジアム

今季初昇格即初先発の広島小園海斗内野手(20)がさっそく結果を残した。8番遊撃で先発出場。2回の1打席目に同点の右前適時打を放った。

1点を追う2回2死一、二塁の好機で今季初打席を迎えた。ヤクルト金久保の内寄りの真っすぐを引っ張り、一、二塁間を破った。「チャンスだったので初球から積極的に打ちにいった結果、打てて良かったです」。二里走者を本塁に迎える同点打となった。

小園は春季キャンプから2軍スタートとなり、オープン戦などの実戦に入っても1軍に呼ばれることはなかった。ようやく20日に1軍練習に参加するも、翌21日は2軍逆戻り。ウエスタン・リーグのオリックス戦に出場し「結果も内容も求めていきたい。昨日も練習参加のチャンスをもらっているので、またチャンスをもらえるようにやっていきたい」と1安打を記録した。

2軍再合流からわずか1日で1軍から招集がかかった。念願の初昇格、初出場で1軍首脳陣に存在感を示した。

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