オリックス9回2死から3点差逆転でサヨナラ勝ち!ラオウ杉本が決めた

オリックス対西武 9回裏オリックス2死三塁、杉本(右)は左前サヨナラ適時打を放ちT-岡田の祝福を受ける(撮影・前岡正明)

<オリックス7-6西武>◇22日◇京セラドーム大阪

Tだ! ラオウだ! オリックスが9回に3点差をはね返し、劇的なサヨナラ勝ちで今季初の3連勝を飾った。3点を追う2死満塁でT-岡田が右翼フェンス直撃の適時三塁打を放ち、同点に追いついた。続くラオウこと杉本裕太郎外野手(30)の三遊間を破る左前タイムリーで、逆転劇を締めくくった。「打った瞬間、みんなが飛び出してきたので、うれしかった。3連勝できたので、いい試合を1試合でも続けられるようにしたい」と喜んだ。

杉本はプロ初のサヨナラ打。人気漫画「北斗の拳」に登場するラオウに憧れ、今季から本塁打を放った際には「昇天ポーズ」を決め、グラブには有名なせりふ「我が生涯に一片の悔いなし」を刻む。5位に沈むチームがラオウの殊勲打で、勢いづく。

▽オリックス頓宮(6回に同点の3号ソロ)「なんとか塁に出ることだけ考えて打席に入っていた。最近、いい形で打てていなかった」

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