立大16年秋以来、早大から2ケタ得点 17年春以来の優勝へ「1つ1つ」

立大対早大 立大先発の池田陽(撮影・小沢裕)

<東京6大学野球:立大10-3早大>◇第3週第1日◇24日◇神宮

立大は、打線が16安打10得点で早大に快勝した。早大戦の2ケタ得点は、16年秋の3回戦以来。

初回、早大先発の徳山から、いきなり5点を奪った。1死一、三塁で、4番の山田健太内野手(3年=大阪桐蔭)の左前適時打で先制。さらに、5番の東怜央外野手(4年=福岡大大濠)が左越えに今季1号3ランを放った。

守っては、6投手の継投でつないだ。

これで、開幕から2勝1分けの負けなしとなった。優勝は17年春が最後。溝口智成監督(53)は「(当時と)関連づけることは、ありません。選手も、環境も違いますから、全く余裕はありません。自分たちの力を過信しないように。唯一、言えるのは、あの時も、こういう戦いを1つ1つした結果だったということです」とチームを引き締めるように話した。