阪神伊藤将司、要所で決まるカットボール良い/中西清起ライブ評論

阪神対DeNA 阪神先発の伊藤将(撮影・上山淳一)

<阪神13ー1DeNA>◇24日◇甲子園

日刊スポーツ評論家の中西清起氏(58)が24日、阪神-DeNA5回戦のライブ評論を行っています。

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-伊藤将は5回まで1失点

中西氏 回を追うごとによくなっている。特にいいのは、要所で決まっているカットボールだ。5回までに奪った併殺打3つは、いずれもカットボールを打たせたものだと思う。真っすぐの軌道で来て、打者の手元で少し動く感じ。打者は真っすぐだと思って振り、結果として詰まらされている。点差は開いたが、今後も自分の投球を続けることが大事になる。

-打線は5回までに今季最多の11点を奪った

中西氏 3連敗で何とかしなきゃという思いが、初回からいい形で出ている。守備や走塁でサンズのまずいプレーはあったが、他の選手は集中できていると思う。戦いはまだまだ続くのだから、最後まで締めて戦うことだ。